【四字熟語】
厥角稽首
【読み方】
けっかくけいしゅ
【意味】
相手に対して最敬礼すること。
【語源・由来】
「厥」はぬかづくこと、「角」は額の骨、「稽首」は頭を地につけて礼をする意。
【典拠・出典】
『孟子』「尽心・下」
厥角稽首(けっかくけいしゅ)の使い方
昨日、学校から帰る途中で健太くんを見かけたわよ。
えっ。どこで?声をかけてくれればよかったのに。
空手の先生を見送るところだったわ。健太くんが、先生が見えなくなるまで厥角稽首していたから、偉いなと思って見ていたのよ。何だか声をかけることが出来なかったのよ。
ええっ。見られていたなんて、何だか恥ずかしいな。次は声をかけてよー。
厥角稽首(けっかくけいしゅ)の例文
- 社長が来たので、社員一同、厥角稽首して出迎えました。
- 健太くんは、多感な思春期の頃、客に厥角稽首するお父さんを格好悪いと思っていたことがありました。
- いつもお世話になっている町会長さんがいたので、厥角稽首してあいさつしました。
- 選手が、ご観覧なされている皇室の方に向けて、厥角稽首しました。
- 健太くんは、神社の鳥居をくぐる時、必ず厥角稽首してから鳥居をくぐります。