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月下推敲【げっかすいこう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
月下推敲

【読み方】
げっかすいこう

【意味】
詩や文章を作るとき、その語句や表現などを何度も練り直すこと。「推」は、押す。「敲」は、物をたたく。詩句の「推」を「敲」にするかどうか迷うの意から。「推敲」の語源となったことば。

【語源・由来】
中国唐の時代、詩人の賈島が驢馬に乗って洛陽の街を行きながら、詩を作っていた。すると「僧推月下門(僧は推おす月下の門)」という詩句ができたが、「推」を「敲」とすべきかどうか迷いながら行くと、文人の韓愈の行列にぶつかってしまった。供の者に引き立てられ、韓愈の前に出された賈島は失礼をわびながらそのわけを話すと、韓愈は「『敲』のほうがよい」と答え、それから二人で詩を論じ合ったという。

【典拠・出典】
唐詩紀事』「四○」

月下推敲(げっかすいこう)の使い方

健太
よーし。夏休みの宿題の読書感想文が終わったぞ。
ともこ
健太くん。即書感想文で賞をとりたい?
健太
うん。せっかく苦労して書いたんだから、賞をとりたいな。
ともこ
だったら月下推敲すべきよ。もっと良い文章になると思うわよ。

月下推敲(げっかすいこう)の例文

  1. 月下推敲してから、編集の方に原稿を渡したので、今回は訂正の指示はありませんでした。
  2. 投稿した原稿への審査員のコメントに、月下推敲しましょうと書かれていました。
  3. 月下推敲したら、この文章では駄目な気がしてきました。
  4. 月下推敲して大幅に削ったら、すっきりした良い文章になりました。
  5. 先日買った本は、月下推敲したのかなと首をかしげたくなるくらい、矛盾だらけの文章でした。

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