【四字熟語】
羊裘垂釣
【読み方】
ようきゅうすいちょう
【意味】
羊のかわごろもを身につけ、釣り糸をたれること。隠者の形容。「裘」はかわごろも、「釣」は釣り針の意。
【語源・由来】
羊のかわごろもを着て釣り糸を垂れることから。
【典拠・出典】
『後漢書』「厳光伝」
羊裘垂釣(ようきゅうすいちょう)の使い方
健太くんのおじいちゃんは、山奥に住んでいるんでしょう?
そうなんだ。俗世から離れて静かに生きていきたいって、羊裘垂釣のような生活をしているよ。
へえ。誰かとももめることもなく平穏に過ごせそうね。
うん。僕もいつかは羊裘垂釣のような生活をしたいな。
羊裘垂釣(ようきゅうすいちょう)の例文
- 離島で、自給自足の羊裘垂釣のような暮らしをしています。
- 祖父は隠居してから、自分で建てた別荘で、羊裘垂釣のような生活をしています。
- 羊裘垂釣になりたいけれども、そんなことが可能な土地はこの日本にはありません。
- 社長の座をめぐって醜い争いをする親族に愛想をつかした祖父は、財産をすべて寄付して、人里離れた土地で羊裘垂釣のような暮らしをしています。
- アウトドアをこよなく愛する父は、退職してから山で一人、羊裘垂釣のような暮らしをしています。