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二律背反【にりつはいはん】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
二律背反

【読み方】
にりつはいはん

【意味】
二つの相反する命題や推論が、同じだけの合理性・妥当性をもっていること。

【語源・由来】
ドイツ語の「アンチノミー」の訳。「aが真だったらbは偽にせ」といった同時には存在し得ない二つの事柄について、aが真である可能性とbのそれとが同じであること。「背反」は守るべきものに背くことから、哲学では命題が理論的に両立しないこと。

【典拠・出典】

二律背反(にりつはいはん)の使い方

ともこ
もう少し痩せたいけど好きなだけ食べたいなあ。
健太
それは二律背反だね。食べるか痩せるか、どちらかをあきらめたらどうかな?
ともこ
いやよ。どっちもあきらめたくないわ。
健太
じゃあ、食べたカロリーよりさらにたくさん運動するしかないよね。

二律背反(にりつはいはん)の例文

  1. お金がたくさんほしいけど働きたくないなんて二律背反だ、そんなの宝くじに当たるしかないじゃないですか。
  2. 隠れ家のような店にしたいからお客さんがたくさん来ると困る、でも儲けたいなんて二律背反です。
  3. 円安になれば物価が高くなり、円高になれば株価が下がる、これぞ二律背反
  4. 消費税を上げると個人消費は冷え込み、消費税を下げると財政がひっ迫する、二律背反で悩む。
  5. 最近の僕の悩みは二律背反で、人間関係が煩わしいけど、ひとりぼっちでいたくない。

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