著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

懸崖勒馬【けんがいろくば】の意味と使い方や例文(出典)

【四字熟語】
懸崖勒馬

「懸崖に馬を勒(おさ)う」とも読む。

【読み方】
けんがいろくば

【意味】
危ういところではっと気づいて引き返すこと。特に、情欲に溺れて危うくなったとき、急に我に返ること。

【典拠・出典】
『閲微草堂筆記』「一六」

懸崖勒馬(けんがいろくば)の使い方

ともこ
九月になったというのに暑いわね。
健太
そうだね。地球が熱を出して悲鳴をあげているようだよね。
ともこ
人類が懸崖勒馬、今のうちに地球の危機に気が付いて引き返さないと滅亡の道をたどることになるよね。
健太
本当に。小さいことでも僕たちにできることから始めよう。

懸崖勒馬(けんがいろくば)の例文

  1. 戦争に発展する前に、懸崖勒馬、ヘイトスピーチをやめ、誠意をもって言葉と心を交わすべきです。
  2. このまま浪費を続ければ破産する、懸崖勒馬、今すぐ浪費をやめないと崖っぷちですよ。
  3. 懸崖勒馬、歴史問題においてそうでありたい。
  4. あの国への喧嘩腰の制裁をやめて、懸崖勒馬でなくてはいけません。
  5. 子はかすがいと言うけれども、子供のおかげで私たち夫婦は懸崖勒馬、離婚を思いとどまりました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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