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群蟻附羶【ぐんぎふせん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
群蟻附羶

「群蟻付羶」とも書く。

【読み方】
ぐんぎふせん

【意味】
利益のあるところに人が群がり集まることを卑しむこと。
「群蟻、羶に附く」とも訓読する。

【語源・由来】
「羶」とは羊の生肉や生臭い肉で、それに蟻が集まるということから。

【典拠・出典】
荘子』「徐無鬼」

【類義語】
・衆蟻慕羶(しゅうぎぼせん)

群蟻附羶(ぐんぎふせん)の使い方

健太
おじいちゃんが、宝くじに当選したんだ。
ともこ
へえ。すごいわね。うらやましいわ。
健太
めでたいことなんだけど、でも、それを聞きつけた人たちが、群蟻附羶してきたんだよね。
ともこ
お金のにおいに敏感な人っているわよね。おじいちゃん、だまされないと良いわね。

群蟻附羶(ぐんぎふせん)の例文

  1. 群蟻附羶というように、鉱山が発見されてから、もうけを見込んで人が集まってきました。
  2. 群蟻附羶、IT企業の社長の周りには、蟻のように女性が群がる。
  3. あそこで群蟻附羶というように、スーツの男性に囲まれている人が、今、話題になっている企業の社長だよ。
  4. 群蟻附羶、もうけ話のにおいを嗅ぎつけた人たちが集まってきているね。
  5. 群蟻附羶、会社の経営が上向くと来客が増える。

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