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垂拱之化【すいきょうのか】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
垂拱之化

【読み方】
すいきょうのか

【意味】
天子の徳化によって自然と天下が平穏に収まること。天子の徳によって人民がおのずと教化されて、天子が何をしなくても自然と世の中が治められているようす。

【語源・由来】
「垂拱」は衣装を垂れ手をこまぬいて何もしないこと。「化」は教化。

【典拠・出典】
書経』「武成」

【類義語】
・垂拱之治(すいきょうのち)
時雨之化(じうのか)
草偃風従(そうえんふうじゅう)

垂拱之化(すいきょうのか)の使い方

健太
政治を行う人が、聖人君主だと垂拱之化となって、何の対策をしなくても国は平和になるんだって。
ともこ
へえ。じゃあ、与党と野党の足の引っ張り合いが日常茶飯事で、国民がお互いを思いやりあうことを忘れつつあるこの日本の堕落っぷりは、総理大臣の器が小さいせいなのね。
健太
きっとそうだね。
ともこ
もっと器が大きい、救世主のような総理大臣が現れないかなあ。

垂拱之化(すいきょうのか)の例文

  1. 生徒会長のともこちゃんが、徳のある人なので、垂拱之化を得て、学校内での揉め事は減りました。
  2. 垂拱之化というように、社内政治の必要が無くなり、従業員がみな仕事に集中できるようにするためには、社長の人徳にかかっています。
  3. カリスマ先生が校長になってから、垂拱之化を得て、明らかに先生たちの顔が穏やかになりました。
  4. 王様が信用するに値する人なので、垂拱之化を得て、国は平和で穏やかな日々が続いています。
  5. 社長が意地悪だと、幹部も意地悪になりますが、社長ができた人間なら垂拱之化を得て、社内に平和と利益が訪れます。

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