著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

冥冥之志【めいめいのこころざし】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
冥冥之志

【読み方】
めいめいのこころざし

【意味】
人知れず努力してつとめ励むこと。また、人知れず心の中に期すること。

【語源・由来】
「冥冥」は暗いさま。転じて、人に知られないさま。

【典拠・出典】
荀子』「観岳」

冥冥之志(めいめいのこころざし)の使い方

ともこ
いつもテストで0点の健太くんが60点だなんて、勉強をがんばったの?
健太
うん。空手の名門校に入学するには今の成績では無理だからね。こっそり勉強したんだよ。
ともこ
健太くんが冥冥之志をもっているなんて、びっくりだけど素晴らしいわ。
健太
本当は合格するまで黙っておきたかったんだけどね。

冥冥之志(めいめいのこころざし)の例文

  1. 私たちは知らなかったけれども、健太くんはあの頃から冥冥之志を胸に抱いていたようです。
  2. 冥冥之志というように、健太くんは、部の練習とは別に一人で練習を積んでいるようですよ。
  3. 世界一になるという冥冥之志をもって、小学生のころから努力していたらしいです。
  4. オリンピック選手になるという冥冥之志を胸に秘めているなんて、健太くんの両親も知らなかったと思います。
  5. みんなの前ではやる気なさそうだったのに、冥冥之志というように、陰でこんなに努力をしているなんて。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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