紫電一閃の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【四字熟語】
紫電一閃
【読み方】
しでんいっせん
【意味】
一瞬や極めて短い時間のこと。
きわめて短い時間のたとえ。
事態の急激な変化の形容。
わずかな時間での急な変化のこと。
研ぎ澄まされた刀がパッと光るように、急に何かが動き出すんやな。
これは、「事が急に動き出すとき」を表してる言葉なんやで。
【語源由来】
「紫電」は研ぎ澄まされた刀を鋭く振るとひらめく稲妻のような光のこと、鋭い光のことを意味します。
「一閃」は一瞬のひらめきのこと、鋭く光ることで、物事が一瞬にして変化することや、急激に変化することを意味します。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・疾風迅雷(しっぷうじんらい)
・疾風怒濤(しっぷうどとう)
・迅速果敢(じんそくかかん)
・迅速果断(じんそくかだん)
・迅雷風烈(じんらいふうれつ)
・電光石火(でんこうせっか)
・狂瀾怒濤(きょうらんどとう)
・破竹之勢(はちくのいきおい)
・光芒一閃(こうぼういっせん)
【英語訳】
flash of lightning
flash of a sword
brandishing a sword
紫電一閃(しでんいっせん)の解説
「紫電一閃」っていうのは、何かがすごく急に変わっちゃう状況を表すんだよ。その元々の意味は、すごくよく研ぎ澄まされた剣が一振りされたときに見える、ピカッと光る一瞬を表しているんだ。
「紫電」っていうのは、そのすごく鋭い剣が振られたときに見える、キラッと光る一瞬のことを指していて、「一閃」っていうのは、ピカッと光る、一瞬のことを言うんだ。
だから、「紫電一閃」っていうと、なんかがガラッと変わる、びっくりするほどの急な変化を表すんだよ。たとえば、「試合は紫電一閃の一撃で決まった」っていうときは、試合があっという間に一撃で終わっちゃった、っていう意味になるんだ。
紫電一閃(しでんいっせん)の使い方
紫電一閃(しでんいっせん)の例文
- 柔道の決勝戦が始まった直後、あっという間に紫電一閃で勝負がついた。
- 会議は混乱を極めたが、紫電一閃、議長が決定的な発言をした。
- 将軍は馬上から紫電一閃、敵大将に切りつけた。
- 紫電一閃の如く、一気に情勢が変わり、天下分け目の決戦は幕を閉じた。
- その選手が交代で入ってきたと同時に、紫電一閃の如く、決定的な得点を挙げたのであった。
その刀の閃光は、非常に早く動いていることを示している。
なので、この言葉は一般的に急な事態や緊急性を伝えるために使われるんだ。