著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

七嘴八舌【しちしはちぜつ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
七嘴八舌

【読み方】
しちしはちぜつ

【意味】
意見の多いこと。またあちこちから意見の出ること。七つのくちばしと八つの舌という意味。

【語源・由来】
「嘴」はくちばし。

【典拠・出典】
袁枚「牘外余言」

七嘴八舌(しちしはちぜつ)の使い方

ともこ
健太くん。さっきの授業中、とてもにぎやかだったわね。何の授業をしていたの?
健太
学級会でハロウィンのパーティーについて話し合っていたんだよ。七嘴八舌でとても活発な良い話し合いができたよ。
ともこ
私のクラスのみんなも見習ってほしいわ。しーんとしてしまって、全然意見が出ないのよ。
健太
みんな恥ずかしがり屋なのかな。学級会が七嘴八舌になるといいね。

七嘴八舌(しちしはちぜつ)の例文

  1. 会議では、七嘴八舌でいろんな意見が飛び交い、まとめるのが大変でした。
  2. みんな思うところがたくさんあったようで、意見箱には七嘴八舌、たくさんの投書がありました。
  3. 駅前の空き地の有効活用について七嘴八舌、いろんな声が上がりました。
  4. 市の方針について納得できない方々から、七嘴八舌、批判の声がありました。
  5. 世の中の関心の高さを示すように、集計した意見は七嘴八舌でした。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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