【四字熟語】
朱墨爛然
【読み方】
しゅぼくらんぜん
【意味】
学問や研究に専念することのたとえ。
【語源・由来】
読書するのに朱色の墨で書き入れするので本が真っ赤になる。「朱墨」は朱色の墨。「爛然」はあざやかで美しいさま。ここでは黒い文字の本に朱色の書き入れが鮮やかなことをいう。
【典拠・出典】
『国朝漢学師承記』「賈田祖」
朱墨爛然(しゅぼくらんぜん)の使い方
健太くん。今は試験期間中だから部活は禁止のはずよ。
そうなんだけど、一日休むと体がなまってしまうし、落ち着かないんだよ。
部活をしたくても、みんな決まりを守って朱墨爛然しているのよ。家に帰って勉強しなさい。
はーい。朱墨爛然します。
朱墨爛然(しゅぼくらんぜん)の例文
- 朱墨爛然して絶対にノーベル賞をとるぞ。
- 健太くんは、自分を馬鹿にしたともこちゃんを見返すために、寝る間も惜しんで朱墨爛然していました。
- 家は騒々しいので、朱墨爛然するために、図書館に行ってきます。
- 朱墨爛然したいのに、健太くんが遊ぼうって誘いに来るんだ。
- 一週間我慢して朱墨爛然すれば、夏休みの宿題を終わらせて、残りの日々をのんびり遊んですごすことができます。