【四字熟語】
博覧強記
【読み方】
はくらんきょうき
【意味】
広く物事を見知って、よく覚えていること。
【語源・由来】
「博覧」は広く書物を読んで、多くの物事を知っていること。「強記」は記憶力のすぐれていること。「強」は「彊」とも書く。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・博聞強記(はくぶんきょうき)
・博学多識(はくがくたしき)
・該博深遠(がいはくしんえん)
・広才博識(こうさいはくしき)
・才学博通(さいがくはくつう)
・博学偉才(はくがくいさい)
【対義語】
・寡聞浅学(かぶんせんがく)
【英語訳】
walking dictionary
walkingは「歩く」という意味の形容詞。dictionaryは「辞書」という意味の名詞。
英語例文
彼はまさに博聞強記だ。He is really walking dictionary.
英語例文
彼はまさに博聞強記だ。He is really walking dictionary.
博覧強記(はくらんきょうき)の使い方
健太くん、百科事典で何を調べてるの?
いや、この間すごく珍しい蝶を見てさ・・・こんな特徴なんだけどね。
あ、それならミカドアゲハよ。
うわっ、ともこちゃんって博覧強記なんだ、知らなかったよ!
博覧強記(はくらんきょうき)の例文
- 彼女の博覧強記ぶりには、いつも驚かされる。
- 博覧強記を自負している先生にもわからないことがあるなんて意外だった。
- 私の父は、博覧強記だ。
- あんなに博覧強記な人には会ったことがなかった。
- クラスで一番成績がよいともこちゃんは、博覧強記で有名だ。
まとめ
「博覧」は書物をよく読んで多くの物事を知っていることを表し、「強記」は優れた記憶力を表していることから、これらをつなげて、「いろいろなことを広く知っている」様を表す言葉となっています。英語訳では、「歩く辞書」と言われるくらいなので、相当に物知りな状態を表していると言えるでしょう。博覧強記(はくらんきょうき)になるためには、日頃からいろいろな事に興味を持ち、調べ、納得するという探究心が必要です。そうした心構えは、やがて必ず身を助けることになるでしょう。まわりから博覧強記(はくらんきょうき)な人だと呼ばれたならば、きっと気持ちが良いものでしょうね。