【四字熟語】
心神耗弱
【読み方】
しんしんこうじゃく
「こうじゃく」を「もうじゃく」と読まないように注意。
【意味】
精神が衰弱して判断力が乏しくなり正常な行動ができないこと。心神喪失よりは軽い状態。
【語源・由来】
「心神」は、心・精神。「耗弱」は、すり減いって弱くなる意。
【典拠・出典】
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【類義語】
・神経衰弱(しんけいすいじゃく)
心神耗弱(しんしんこうじゃく)の使い方
兄さんにけがをさせた通り魔が、心神耗弱を理由に罰が軽減されたんだんだよ。
被害者家族としては許せない判決だわよね。
早期に自由の身になった彼が、また同じことをしないとは限らないじゃないか。
警察も裁判官も司法に携わる人たち全員が、そこまで責任を持ってほしいわよね。
心神耗弱(しんしんこうじゃく)の例文
- 被告人は、事故当時、飲酒による酩酊状態で心神耗弱だったと考えられます。
- 統合失調症によって心神耗弱だったことから、減刑が望ましいと思われます。
- 心神耗弱だった可能性があるので、精神鑑定を望みます。
- 連日の激務のせいで過労気味だったため、心神耗弱の状態で、善悪の判断がつかなかった可能性が高いです。
- 弁護士に、心神耗弱のふりをすれば、減刑されると教えられました。