著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

旋乾転坤【せんけんてんこん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
旋乾転坤

【読み方】
せんけんてんこん

「乾を旋らし坤を転ず」とも読む。

【意味】
国の政局を一新すること。

【語源・由来】
「旋」「転」はともに、まわしてもどすという意味。「乾」は天、「坤」は地のこと。天地を一回転させて、もとの位置に戻すという意味から。

【典拠・出典】
韓愈「潮州刺史謝上表」

旋乾転坤(せんけんてんこん)の使い方

健太
長い自民党の支配が終わって旋乾転坤となるかと思われたのに、結局変わらなかったね。
ともこ
そうね根強いわよね。
健太
旋乾転坤しすぎるのもよくないけれども、長期政権は膿もたまりやすいよね。
ともこ
それでも私たち若者は倦むことなく選挙に行って一票を投じないとね。

旋乾転坤(せんけんてんこん)の例文

  1. 明るい未来のために旋乾転坤して新しい風を吹き込みました。
  2. 二世議員を排除して旋乾転坤したら、忖度という悪習がなくなるんじゃないでしょうか。
  3. 閉塞感が漂ういまこそ旋乾転坤しなくていけません。
  4. 旋乾転坤させるつもりで、次の選挙に挑みます。
  5. 旋乾転坤しないと、虐待されている子供の命すら助けることができない政権に何の意味があるのだろうか。
ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

四字熟語の逆引き検索



error: 右クリックは無効です。