著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

千状万態【せんじょうばんたい】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
千状万態

【読み方】
せんじょうばんたい

【意味】
いろいろ、さまざまな様子。

【語源・由来】
欧州用「千」「万」は数の多いことを表す。

【典拠・出典】

【類義語】
千姿万態(せんしばんたい)

千状万態(せんじょうばんたい)の使い方

健太
この学校は、帰国子女や親の仕事に伴って外国から来ている生徒が多いよね。
ともこ
そうね。国籍や生まれ育った国が千状万態よね。
健太
おかげでいろんな国の文化を学ぶことができるよね。
ともこ
世界中に友達がいる気分になることができるわよね。

千状万態(せんじょうばんたい)の例文

  1. ここに集まってきた人たちは、事情は千状万態だけれども、ただ救われたいという思いは共通でした。
  2. 海で泳ぐ人たちの水着は千状万態、どれ一つとして同じものはありませんでした。
  3. 子供たちが作った粘土のパンダは千状万態で、どれもちがってどれも面白みがあり素敵でした。
  4. 一人一人を見ると千状万態な動きをしているのに、全体で見るとなぜだかまとまって見えました。
  5. 空に浮かぶ雲は千状万態で、ソフトクリームだったりクジラだったり、いろんな形の雲があり、眺めていて飽きません。
ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

四字熟語の逆引き検索



error: 右クリックは無効です。