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先従隗始【せんじゅうかいし】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
先従隗始

【読み方】
せんじゅうかいし

「先ず隗従り始めよ」とも読む。

【意味】
言い出した者から始めよという意味。また、物事を手近なところから始めることのたとえ。物事を始めるには、他人まかせにしないで、まず自分が率先して始めることが重要であるということ。

【語源・由来】
戦国時代、燕の昭王が賢人を招こうと賓客の郭隗に相談すると、隗は「まずこの隗から優遇しはじめてごらんなさい。私のような愚か者ですら優遇されているのですから、私よりすぐれた賢人もたくさん集まってくるでしょう」と自薦した。昭王が進言のとおり隗のために邸宅を新築して尊んだところ果たして多くの賢人が集まってきた故事から。「隗」は戦国時代の人、郭隗のこと。

【典拠・出典】
史記』「燕召公世家」

【類義語】
・燕昭築台(えんしょうちくだい)

先従隗始(せんじゅうかいし)の使い方

ともこ
今年こそ、校内対抗バスケットボール大会で優勝したいわよね。
健太
そうだね。みんなでランニングして、体を鍛えればいいんじゃないかな?
ともこ
先従隗始というように、健太くんがまず一週間、毎日、朝早く来て走って見せてよ。
健太
ええー。僕一人で走るの?

先従隗始(せんじゅうかいし)の例文

  1. 言い出したのは健太くんなんだから、先従隗始、校長先生のところに行って説得するのは健太くんの役割よ。
  2. 大掃除で何から手を付けていいのかわからないので、先従隗始、手近なところから始めました。
  3. 今回の試験は範囲が広すぎるので、先従隗始、まずは今習っているところの復習から始めよう。
  4. 先従隗始というように、たこ焼き屋の意見を出したのは僕だから、僕がたこ焼き屋さんに道具を借りに行ってくるよ。
  5. 先従隗始、言い出しっぺの健太くんにやってみてもらいましょう。

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