著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

栴檀双葉【せんだんのふたば】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・対義語)

【四字熟語】
栴檀双葉

「栴檀二葉」とも書く。

【読み方】
せんだんのふたば

【意味】
偉大な人物は小さい時からすぐれているということ。

【語源・由来】
「栴檀」は香木の白檀のこと。「双葉」は草木が芽を出したばかりの小さい二枚の葉のこと。栴檀の木は芽ばえたばかりのころから香気があるということ。「栴檀は双葉より芳し」の略。

【典拠・出典】
観仏三昧海経

【対義語】
大器晩成(たいきばんせい)

栴檀双葉(せんだんのふたば)の使い方

健太
伝記に載っている偉人って、みんな栴檀双葉だったんだよね。
ともこ
そうね。エジソンは小さいころからすぐれた発明家だったそうよ。
健太
・・・じゃあ、僕は偉人になれないな。
ともこ
凡人でも努力次第で偉人になることができるわよ。あきらめないでがんばりましょうよ。

栴檀双葉(せんだんのふたば)の例文

  1. ともこちゃんは幼少期からすぐれていて、栴檀双葉、この子はすごい大人になると期待されていました。
  2. モーツァルトは栴檀双葉、僕より小さいころから作曲を始めていました。
  3. 健太くんは栴檀双葉だったので、特別に高名な空手の先生に教わっていました。
  4. ともこちゃんは栴檀双葉、生まれてすぐに「ママ」と言葉を発したそうです。
  5. 栴檀双葉だったともこちゃんがノーベル賞を受賞して、みんな「ああ、やっぱりね」とうなずきあいました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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