【四字熟語】
大智如愚
「大智若愚」とも書く。
【読み方】
だいちじょぐ
「大智は愚なるがの如し」とも読む。
【意味】
すぐれて知恵のある賢者は、人前で自分の才能をひけらかすことがないから、ちょっと見たところ愚者のように見えるということ。
【典拠・出典】
蘇軾「賀欧陽少師致仕啓」
【類義語】
・大智不知(だいちふち)
大智如愚(だいちじょぐ)の使い方
僕がいつも生徒会長のともこちゃんと登校しているから、僕もともこちゃんのように賢いと思われているようだよ。
健太くんは見た目からして賢くなさそうなのにね。
大智如愚というように、見かけによらず賢いのかもしれないって思われているんだよ。
それは間違いよ。見た目通りよってみんなに教えてあげないといけないわね。
大智如愚(だいちじょぐ)の例文
- ともこちゃんは大智如愚、自分の知識をひけらかさない。
- 自分が雑学王であることを自慢する健太くんは、大智如愚に反する愚かな人です。
- 大智如愚というようにともこちゃんは控えめな女性なので、意見を求められるまで自分から口をはさむことはありません。
- 大智如愚という姿勢は素晴らしいけれども、テレビに出演するなら、もっと発言して目立たないといけないと思うよ。
- ともこちゃんは普段は目立たないけれども、大智如愚、いざというときは頼りになる大人物だよ。