【四字熟語】
幕天席地
「天を幕とし地を席とす」とも読む。
【読み方】
ばくてんせきち
【意味】
小さいことにこだわらないこと。また、志の大きいこと。
【語源・由来】
「席」は、むしろのこと。天を屋根のかわりの幕とし、大地をむしろとするという意味で、士気が雄大で豪放なことの形容。
【典拠・出典】
劉伶「酒徳頌」
幕天席地(ばくてんせきち)の使い方
健太くんは将来何になりたいと思っているの?
有名で人気のある空手家になって、世界中に空手を普及して回るんだ。そしてオリンピックに欠かせない種目にするんだ。
へえ。健太くんは幕天席地の人ねえ。
志は大きくもたないとね。
幕天席地(ばくてんせきち)の例文
- 幕天席地の志で、留学することを決意しました。
- 僕は幕天席地の心意気でこの社に入社したので、絶対社長の座を目指します。
- 健太くんは幕天席地といった人だから、そんな小さなことにこだわらないだろう。
- 幕天席地というように、大きな気持ちでこの小さな世界を生きていきたい。
- 幕天席地の思いでこの世界に飛び込んだので、絶対に頂点に立つまであきらめません。