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以毒制毒【いどくせいどく】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語・英語訳)

【四字熟語】
以毒制毒

【読み方】
いどくせいどく

【意味】
悪を征するのに悪を用いること。有毒な薬を用いて毒をもつ病気を治療する意。悪逆なものを悪逆な手段で制圧することをいう。目には目を。

【語源由来】
「紅楼夢」四二回。「毒を以て毒を制す」(どくをもってどくをせいす)と訓読されます。

【典拠・出典】
『嘉泰普灯録』

【類義語】
以夷制夷(いいせいい)
・以毒攻毒(いどくこうどく)
・就毒攻毒(しゅうどくこうどく)

【英語訳】
using poisonous medication to control poison
fighting evil with evil
fighting fire with fire
set a thief to catch a thief.
the smell of garlic takes away the smell of onions.
set a thief to catch a thief

以毒制毒(いどくせいどく)の使い方

ともこ
おじいちゃんが、ガンで入院しているんだけど、
新しいがん治療法ができたって聞いたよ。
健太
ガンは怖いよね。僕のおじいちゃんとおばあちゃんもガンで亡くなっているから、その怖さが身にしみるよ。
でも、どんな治療法なの?
ともこ
それが、敢えてウィルスを体内に入れて、がん細胞を弱めるっていう治療法だって言っていた。
まさに以毒制毒の治療法だよね。
健太
そうか。新しい治療法が確立して、少しでもガンが少なくなってほしいね!

以毒制毒(いどくせいどく)の例文

  1. 一般的に人体に有害な放射線も、使い方によっては有効な治療上の物質となります。いわば、以毒制毒ということになります。
  2. 毒蛇に噛まれた時にうつ血清は、毒蛇の毒から作られています。まさに以毒制毒ですね。
  3. もはや以毒制毒しかない。あの悪党をこらしめるためならばもはや手段は選んではいられない。
  4. あの大国が攻めてくれば、わが城はひとたまりもない。隣国と手を組み、以毒制毒の策を実施すべきである。

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