【四字熟語】
漠漠濛濛
【読み方】
ばくばくもうもう
【意味】
ぼんやりしていてよく分からないさま。
【語源・由来】
「漠」は漠然の漠でぼんやりという意味。「濛」はうす暗いという意味。それぞれを二つ重ねて意味を強める。とらえどころがなく、何がなんだか分からないさまをいう語。
【典拠・出典】
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漠漠濛濛(ばくばくもうもう)の使い方
健太くん。望遠鏡から見た自分の街の景色はどう?
うーん。漠漠濛濛としていてよく見えないよ。
天気はいいのにね。黄砂のせいかしら。
そうかもしれないね。この高さから僕の家を見てみたかったのになあ。
漠漠濛濛(ばくばくもうもう)の例文
- 風が強い日で砂埃が舞っていたので、犯人の姿は漠漠濛濛としていました。
- 眼鏡を忘れてきたので、僕に向かって手を振っている人がだれなのか、漠漠濛濛としていて判別不能でした。
- 今日は濃霧のために漠漠濛濛としているから、運転するのは怖いんです。
- 漠漠濛濛としていて一メートル先も見えない感じでした。
- ドライアイスの演出がすごすぎて、ステージ上は漠漠濛濛として、主役のアイドルが見えませんでした。