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跛立箕坐 【はりゅうきざ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
跛立箕坐

【読み方】
はりゅうきざ

【意味】
無作法なさま。

【語源・由来】
片足で立ったり、両足を投げ出してすわったりする。「跛」はかたよる、片足で立つ。「箕」は「み」というざるの一種で両足を投げ出したさまがそれに似ているということから。

【典拠・出典】
礼記』「曲礼・上」

跛立箕坐(はりゅうきざ)の使い方

ともこ
まあ。健太くん。サンダルで来てしまったの?
健太
うん。今日は暑いからね。サンダルでちょうどいい気温でしょう。
ともこ
それは跛立箕坐よ。今日のような場ではマナー違反だわ。
健太
ええっ。そうなの?今日の場にはそぐわないなんて知らなかったんだよ。

跛立箕坐(はりゅうきざ)の例文

  1. 素足で来るなんて跛立箕坐、ストッキングくらい履きましょう。
  2. 足をぶらぶらさせるのは跛立箕坐、両膝をくっつけて背筋を伸ばして座ってくださいね。
  3. 跛立箕坐ですみません、今、ひざを痛めていて正座ができないんです。
  4. くつろいでいるところに急に健太くんが入ってきたので、跛立箕坐な姿を見られてしまいました。
  5. さきほどから跛立箕坐な態度をとっている健太くんに、先生は大激怒しました。
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北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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