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半饑半渇【はんきはんかつ】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
半饑半渇

「半飢半渇」とも書く。

【読み方】
はんきはんかつ

【意味】
食料や飲み物が十分でない。

【語源・由来】
「半饑」は半ば飢えている状態、「半渇」は半ば渇いている状態のこと。

【典拠・出典】

半饑半渇(はんきはんかつ)の使い方

健太
あの家の飼い犬は半饑半渇で今にも死にそうなくらいやせ細っているんだ。
ともこ
飼い主は何をしているのかしら?
健太
あれじゃあ虐待だよね。
ともこ
動物虐待で訴えるわ。

半饑半渇(はんきはんかつ)の例文

  1. 給料前でお金がなく、半饑半渇だったので、近所で食べられる野草を探し摘んで食べていました。
  2. 半饑半渇でふらふらだった僕に、ともこちゃんはお茶とおにぎりを恵んでくれました。
  3. 災害が起こり、被災地では物流が滞って現地の人たちは半饑半渇の状態だというニュースが流れていたので、何か僕にできることをしようと思いました。
  4. 世界の九人に一人が半饑半渇で栄養失調に苦しんでいるというのに、日本では食品の大量廃棄が問題になっています。
  5. ここ数日忙しくて、まともに食事をとることができなかったので半饑半渇でおなかがペコペコで背中とおなかがくっつきそうです。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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