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伊尹負鼎【いいんふてい】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
伊尹負鼎

【読み方】
いいんふてい

【意味】
大望のために身を落とすたとえ。

【語源・由来】
伊尹は殷の湯王に仕えるため鼎を背負い料理人として近づき、ついに志を果たして宰相になったという故事から。

「伊尹」は中国、殷の代の賢宰相。「鼎」は三本のものを煮るための道具。

【典拠・出典】
史記』「殷紀」,『蒙求』「伊尹負鼎」

伊尹負鼎(いいんふてい)の使い方

健太
将来は歴史に残る名優と言われるような俳優になりたいなあ。
ともこ
それなら、伊尹負鼎のように、付き人から始めればいいんじゃないかしら?
健太
付き人になって、俳優の演技を盗むんだね。
ともこ
そうそう。こき使われることで、反骨心が育つし、売れてから調子に乗ってしまうこともなくなるわ。大きく成長できるわよ。

伊尹負鼎(いいんふてい)の例文

  1. 伊尹負鼎、ビルの清掃員から、そのビルの会社の社長にまで上り詰めました。
  2. 伊尹負鼎、アルバイトで下積みして経営学を学び、世界の長者ランキングに入るまでになりました。
  3. 伊尹負鼎、庭師になり社長と仲良くなって、その後、その会社の部長になりました。
  4. 伊尹負鼎、家政婦としての働きが認められ、その家の会社の重役になりました。
  5. 伊尹負鼎、警備員をしながら世の中の情報を集め、その情報を基に出世しました。

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