著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

百依百順【ひゃくいひゃくじゅん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
百依百順

「百順百依」ともいう。

【読み方】
ひゃくいひゃくじゅん

【意味】
すべて人のいいなりになること。

【語源・由来】
「依」は頼る、のっとるという意味。「順」はさからわずに従うという意味。

【典拠・出典】

【類義語】
唯唯諾諾(いいだくだく)
・百依百随(ひゃくいひゃくずい)

百依百順(ひゃくいひゃくじゅん)の使い方

ともこ
健太くん。百依百順なままじゃ、空手家として伸びないわよ。
健太
僕はどうしても一流の空手家になりたいんだ。どうすればいいの?
ともこ
百依百順するのをやめて、もっと自分の頭で考えないと、空手家としての未来はないわよ。
健太
一流への道は厳しいものなんだね。

百依百順(ひゃくいひゃくじゅん)の例文

  1. 健太くんは先輩に対して百依百順、決して逆らわないからこき使われています。
  2. 百依百順としていて何も言い返さないから、健太くんはなめられるのよ。
  3. お客様の前では百依百順です、なぜってお客様は神様だから。
  4. 令和は、妻が夫に百依百順としている時代ではない。
  5. 百依百順としている人間はほかの会社で働けばいい、この会社が欲している人間ではないんです。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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