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唯唯諾諾【いいだくだく】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語・英語訳)

【四字熟語】
唯唯諾諾

【読み方】
いいだくだく

【意味】
少しも逆らわずに他人の言いなりになること。

【語源・由来】
「唯」には「ただ」「ひたすら」という意味のほか、すぐに「はい」と返事をする意味があり、「唯唯」は「はいはい」とすぐに返事をすることを表す。
「諾」は自分の意見を持たず、引き受けることを意味する。

【典拠・出典】
韓非子』「八姦(はちかん)」

【類義語】
付和雷同(ふわらいどう)
百依百順(ひゃくいひゃくじゅん)

【英語訳】
with acquiescence

with acquiescence は唯唯諾諾の意

唯唯諾諾(いいだくだく)の使い方

ともこ
今日はピアノ教室に行かなくちゃいけないから急いでいるの、ごめんなさい。
健太
えっ!?ともこちゃん、学習塾と水泳と英会話教室にも通ってなかった?
ともこ
うん、お母さんが行きなさいって。
健太
唯唯諾諾と従っているの。ダメだよ、自分の気持ちをはっきり言わなきゃ。

唯唯諾諾(いいだくだく)の例文

  1. 私は心をよせている彼女のちょっと申し訳なさそうな申し出に、唯唯諾諾として従うしかなかった。
  2. 一人の男に心酔(しんすい)し、唯唯諾諾とすべてを受け入れている彼らの姿はとても異様な光景に見えた。
  3. 敵対していた相手からの提案にもかかわらず、唯唯諾諾として受け入れた彼の本心がどこにあるのか、全くわからなかった。
  4. 本来群れることを嫌う彼女が、女子会への誘いに唯唯諾諾と参加した裏面には、いったいどのような心境の変化があったのだろう。
  5. 当時上司の命令は絶対で、少しの疑問もはさむことすらできず、誰もが唯唯諾諾と従っていた。

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