著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

宝鈿玉釵【ほうでんぎょくさい】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
宝鈿玉釵

【読み方】
ほうでんぎょくさい

【意味】
美しいもののたとえ。珠玉や金銀で飾った美しいかんざしやこうがいのこと。

【語源・由来】
「鈿」はかんざし、造花のかんざし。「釵」は二股のかんざし。

【典拠・出典】
月瀬記勝』斎藤拙堂

宝鈿玉釵(ほうでんぎょくさい)の使い方

健太
ともこちゃん。きれいなかんざしを頭につけているね。
ともこ
宝鈿玉釵でしょう?おばあちゃんにもらったのよ。
健太
へえ。それをつけているとどこかのお城のお姫様のようだよ。
ともこ
まあ。お姫様だなんて。お世辞でもうれしいわ。

宝鈿玉釵(ほうでんぎょくさい)の例文

  1. ともこちゃんのシャープペンシルは特注品で、色とりどりの宝石で飾られ宝鈿玉釵でした。
  2. 健太くんのお母さんは宝鈿玉釵に目がないんです。
  3. 怪盗ルパンは宝鈿玉釵が大好きなので、大富豪のともこちゃんの家はよく狙われているようです。
  4. ロシアの皇帝が使っていたというインペリアル・イースター・エッグは宝鈿玉釵で、目を奪われてしまいました。
  5. 宝鈿玉釵は時代を超えても価値は変わらないし、その価値は永遠に理解されていくものです。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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