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方底円蓋【ほうていえんがい】の意味と使い方や例文(出典・類義語)

方底円蓋

方底円蓋の意味(出典・類義語)

意味

【四字熟語】
方底円蓋

【読み方】
ほうていえんがい

【意味】
物事が食い違って、お互いに合わないたとえ。四角い底の器に丸い蓋の意から。

四字熟語の博士
「方底円蓋」という四字熟語は、物事がまったく合わない、すれ違ってしまう状況を指しているんだよ。
四角い底の容器に、丸い蓋を合わせようとするというイメージから来ているんだ。
助手ねこ
あ、なるほど。だから、「全く合わんこと」って意味なんやな。
四角い箱に丸いフタを合わせるなんて、そら無理やもんな。
それはつまり、「考えが食い違って合わんとき」を表す言葉やな。

【典拠・出典】
顔氏家訓』「兄弟」

【類義語】
円孔方木(えんこうほうぼく)

方底円蓋(ほうていえんがい)の解説

カンタン!解説
解説

「方底円蓋」は、文字通りに解釈すると「方形(四角)の底部を持つものと円形(丸)の蓋」を意味するんだ。これは実際に物理的には合うわけがないよね。四角と丸では、どんなに試みてもピッタリ合うことはないからね。

だから、「方底円蓋」は比喩的に、考え方や行動、意見などが全く合わない、つまり相容れない状況を表すのさ。たとえば、友だち同士で、趣味が全然違うとか、話し合っても意見が一致しないとか、そういうときに使えるんだ。

顔氏家訓がんしかくん」っていう本は中国の古代の教訓集で、この本で「方底円蓋」は兄弟が仲良くなれない状況を表すために使われているんだ。でも、現在ではこの言葉はもっと一般的に使われていて、特定の人間関係に限らず、全般的に相互に合わない状況を指すようになっているよ。

たとえば、「彼と私の意見は方底円蓋だ」と言えば、それは「彼と私の意見は全然合わない」つまり、お互いの立場や視点が全く異なる、という意味になるんだよ。

方底円蓋(ほうていえんがい)の使い方

健太
ともこちゃん。次の企画では、僕とペアを組むことになったんだよね。どうぞよろしくね。
ともこ
そうなのよ。健太くんと私は、方底円蓋、いつもかみ合わないからうまくいかないに違いないわ。
健太
そんなことないよ。長い付き合いじゃないかー。
ともこ
長い付き合いだから分かるのよ。

方底円蓋(ほうていえんがい)の例文

例文
  1. あんな方底円蓋の二人にペアを組ませるなんて、君は正気なのか?
  2. 彼と僕とでは方底円蓋、連携が取れないから、今からでも違う人と組んだほうが良いと思いますよ。
  3. 健太くんは動揺してしまっているのか、言っていることとやっていることが方底円蓋です。
  4. 普段、僕と方底円蓋の彼にパスをしてしまい、案の定パスミスになった。
  5. 彼との会話はなぜか方底円蓋で、つまらないし、時に喧嘩になったりもする。

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