【四字熟語】
一波万波
【読み方】
いっぱばんぱ
【意味】
一つの事件の影響が多方面に及ぶことのたとえ。
【語源・由来】
一波纔かに動いて万波随う
海面で一つの波が動くと、それにつれて多くの波が連鎖的に起こることから。
【典拠・出典】
『冷斎夜話』
一波万波(いっぱばんぱ)の使い方
ともこちゃん。元気がないね。
文化祭の準備で小さな諍いがあったのよ。
小さな諍いならよかったじゃないか。
一波万波を生じないか心配なのよー。
一波万波(いっぱばんぱ)の例文
- 子供の喧嘩に親が介入すると、一波万波で必ず大事になる。
- 時流に乗れたからよかったものの、一波万波の決断だった。
- 小さな喧嘩が、一波万波を呼び、戦争にまで発展した。
- その事件は一波万波を呼び、気が付いたら世界的規模の問題に発展していた。
- 一件のクレームが一波万波となって、会社存亡の危機の大事件に発展するとは、あの時誰も想像だにできなかった。