著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

還俗復飾【げんぞくふくしょく】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
還俗復飾

「現世」は「げんせ」「げんせい」とも読む。

【読み方】
げんぞくふくしょく

【意味】
出家した者が俗人に戻ること。

【語源・由来】
「還俗」と「復飾」は、一度出家したものが、再び俗人にかえること。法師がえり。

【典拠・出典】

還俗復飾(げんぞくふくしょく)の使い方

ともこ
私の姉が、尼になっていたんだけど、還俗復飾するんですって。
健太
ええっ。どうして?
ともこ
どうしてもあきらめきれない恋に落ちてしまったんですって。
健太
恋はするものじゃなく落ちるものだからしょうがないね。

還俗復飾(げんぞくふくしょく)の例文

  1. 健太くんは、どうしても肉を食べたいという欲求に勝てず、還俗復飾することにした。
  2. ともこちゃんは、還俗復飾して、作家の道を歩み始めた。
  3. 健太くんの意思を尊重し、還俗復飾することを許可しました。
  4. ともこちゃんは、世をはかなんで出家したが、思うところがあって還俗復飾した。
  5. 還俗復飾した健太くんは、社長として利益追求の毎日だ。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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