著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

作文三上【さくぶんさんじょう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
作文三上

【読み方】
さくぶんさんじょう

【意味】
文章を作る工夫をするのに、適した三つの場所。馬上(馬に乗っているとき)・枕上(寝床に入っているとき)・厠上(便所にいるとき)をいう。

【語源・由来】
宋の欧陽脩の語。

【典拠・出典】
帰田録

【類義語】
・三多三上(さんたさんじょう)

作文三上(さくぶんさんじょう)の使い方

健太
ともこちゃん。作文が終わらないよー。
ともこ
作文三上というから、とりあえずお布団で寝転がってみたら?
健太
そんなことをしたら眠ってしまうよ。
ともこ
そうねー。今眠ってしまったら、きっと朝になってしまうわよね。

作文三上(さくぶんさんじょう)の例文

  1. 煮詰まって書けなくなってしまったので、作文三上を参考にして、乗馬をしてみることにしました。
  2. 作文三上というが、健太くんは、トイレが一番いいらしい。
  3. 筆が進まないともこちゃんは、作文三上を信じてみたが、結局、散歩が性に合っていた。
  4. 健太くんは、作文が書けなくなると、作文三上だといってトイレにこもるので、家族は困る。
  5. ともこちゃんは、締め切りが迫ってきたので、作文三上を実行してみた。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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