著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

盛衰栄枯【せいすいえいこ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
盛衰栄枯

【読み方】
せいすいえいこ

【意味】
栄えることと衰えること。栄えたり衰えたりを繰り返す人の世のはかなさをいう

【語源・由来】
「栄枯」は草木が茂り盛んなことと枯れしぼむこと。転じて、人や家門などの繁栄や衰退をいう。

【典拠・出典】

【類義語】
・栄枯休咎(えいこきゅうきゅう)
・栄枯窮達(えいこきゅうたつ)
・栄枯浮沈(えいこふちん)
盛者必衰(じょうしゃひっすい)

盛衰栄枯(せいすいえいこ)の使い方

健太
芸能界って盛衰栄枯の世界だよね。
ともこ
そうね。いつの間にかテレビで見かけなくなった俳優さんが多いわよね。
健太
浮き沈みが激しいと、僕たちには想像できないくらいのストレスを感じるんだろうね。
ともこ
華やかそうに見えて、大変な仕事だと思うわ。

盛衰栄枯(せいすいえいこ)の例文

  1. 健太くんは、盛衰栄枯というから、今は振るわない業績でもあきらめない。
  2. 盛衰栄枯が世の常だから、あのアイドルグループの人気もいつまでもつかわからない。
  3. 老舗と呼ばれるくらい長く経営を続けていると、盛衰栄枯の歴史があるものです。
  4. 盛衰栄枯は世のことわりなので、今の栄光がいつまでも続くとは思わない方がいい。
  5. ともこちゃんの家は元貴族だったのに、盛衰栄枯は世の習い、今では没落してしまった。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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