著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

没分暁漢【ぼつぶんぎょうかん】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
没分暁漢

【読み方】
ぼつぶんぎょうかん

【意味】
ものわかりの悪い男。物の道理をわきまえない男。わからずや。

【語源・由来】
「没」は、否定をあらわす。…ない。「分暁」は、はっきりと分かる。「漢」は、男子・男。

【典拠・出典】

没分暁漢(ぼつぶんぎょうかん)の使い方

健太
僕のおじいちゃんが、どれだけ説得しても薬を飲まないんだよ。
ともこ
なぜかしら。
健太
よく分からんもんは飲みたくないって。没分暁漢だよね。
ともこ
確かに薬は何からできているのか分からないわね。

没分暁漢(ぼつぶんぎょうかん)の例文

  1. お父さんに自分の夢を否定された健太くんは、父さんなんて没分暁漢だと叫びました。
  2. どんなに言っても理解できない没分暁漢だ。
  3. 健太くんがあんな没分暁漢だったなんて知らなかったよ。
  4. 没分暁漢じゃないから、ちゃんと説明してくれれば、許可しないこともない。
  5. 健太くんは、没分暁漢のおばあちゃんに手を焼いている。
ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

四字熟語の逆引き検索



error: 右クリックは無効です。