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無何有郷【むかゆうきょう】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
無何有郷

「無何有の郷(むかうのさと)」ともいう。

【読み方】
むかゆうきょう

【意味】
自然のままで、何の作為もない理想郷。むかうのきょう。

【語源・由来】
「荘子」応帝王から

【典拠・出典】

無何有郷(むかゆうきょう)の使い方

健太
ともこちゃん。この辺一帯は、寄付金や市民の手で守られている自然林なんだよ。
ともこ
へえ。気持ちが良いところね。
健太
無何有郷ってこういうところをいうんだろうね。
ともこ
人間にとっても動物にとっても無何有郷ね。

無何有郷(むかゆうきょう)の例文

  1. 健太くんは、都会の生活に疲れ、無何有郷に住みたいと思っている。
  2. ここは無何有郷、まさにユートピアだ。
  3. 田舎は不便で住みにくいかと思っていたが、無何有郷で気に入った。
  4. 心が病んだ健太くんは、無何有郷で癒されて帰ってきた。
  5. 無何有郷であるこの土地を守りたい。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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