著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』を講談社より出版

懐才不遇【かいさいふぐう】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
懐才不遇

【読み方】
かいさいふぐう

【意味】
才能がありながら、世に認められないこと。運がわるく、地位や境遇に恵まれないこと。

【語源由来】
「不遇」は、時に遇わないこと。運がわるく才能にふさわしい地位や境遇を得ていないこと。

【典拠・出典】

【類義語】
轗軻不遇(かんかふぐう)

懐才不遇(かいさいふぐう)の使い方

健太
ともこちゃんは良いなあ。先生に認められていて。
ともこ
健太くんは認められていないの?
健太
僕は、懐才不遇なんだよ。昔から運がわるいんだよな。
ともこ
運がわるいっていうか素行が悪いから認められないんじゃないかしら。

懐才不遇(かいさいふぐう)の例文

  1. ともこちゃんは、懐才不遇だと人生をあきらめてしまっている。
  2. 懐才不遇を嘆く前にやれることがあるだろう。
  3. ともこちゃんと出会ってから、懐才不遇だった自分の運命に光が差した気がします。
  4. ともこちゃんは多才なのに懐才不遇で憐れな子だ。
  5. 懐才不遇で、今まで日の目を見ることがなかった。
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北澤篤史サイト運営者
1984年(昭和59年)、大阪府生まれ。言葉への関心が高じ、「ことわざ」「漢字」「四字熟語」をテーマに複数のウェブサイトを立ち上げる。これらのサイトは、小中学校の教材として利用されるほか、単語カードやタイピングゲームなど多様な形で活用されている。元消防士で、現在は防災士として防災普及にも取り組む。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社)、『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』(講談社)がある。

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