【四字熟語】
温良優順
【読み方】
おんりょうゆうじゅん
【意味】
穏やかですなおで、優しく従順なこと。
【語源・由来】
「温良」は穏やかですなおなこと。「優順」は優しく従順なことから。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・柔和温順(にゅうわおんじゅん)
・温和丁寧(おんわていねい)
【英語訳】
mild and obedient
mildは「すなおな」という意味の形容詞。obedientは「従順な」という意味の形容詞。
英文例
彼女はとても温良優順だ。She is very mild and obedient.
英文例
彼女はとても温良優順だ。She is very mild and obedient.
温良優順(おんりょうゆうじゅん)の使い方
健太くん、野球部の新入部員はどんな感じ?
そうだね、みんなすなおそうで、いい感じだよ
健太くんの代はきかんぼうばっかりだったのにね。運良く温良優順な人ばかりが集まったのね
失礼しちゃうなあ、ぼくらもすなおだったよ
温良優順(おんりょうゆうじゅん)の例文
- 私はとてもやんちゃで、子供の頃から両親の言うことなんてこれっぽっちも聞かなかったが、弟は正反対の性格だ。とても温良優順で、私にもなついてくれるので大好きだ。
- うちの息子は、手前味噌ではあるがとてもすなおで良い子だ。こんなに温良優順で、大人になったら大丈夫だろうかと心配になるくらいだ。
- 私の親友はとても温良優順で、誰に対しても優しい。あまりに優しすぎて全くけんかにもならないので、少々ものたりないくらいだ。
- 今年の新入社員はおとなしい人が多い。全員が温良優順で、第一印象はとても良いのだが、この先バリバリと仕事をこなせるようになるのか、多少不安だ。
- うちのクラスは、ほとんど全員が温良優順な性格で、とても平和だ。先生も授業が進めやすいといつもほめてくれる。
まとめ
「温良」は穏やかですなおなこと、「優順」は優しく従順なことから、温良優順(おんりょうゆうじゅん)は、穏やかですなおで、優しく従順なことを意味する言葉となりました。温良優順(おんりょうゆうじゅん)は基本的に美徳だと思いますが、あまり度が過ぎて、言うべきことも言わないのでは考えものです。主張すべきことはしっかりと主張するようにしましょう。