紳士協定の意味(類義語・英語訳)
【四字熟語】
紳士協定
【読み方】
しんしきょうてい
【意味】
正式な形はふまないが、履行されるものと相手を信頼して結ぶ取り決めのこと。
国家または団体・個人の間で、互いに相手を信頼して公式手続きを踏まずに取り決めた約束のこと。
そうかいな。つまり、「お互いに信じ合って、わざわざ書類にしなくても約束を守る」ってことなんやな。
大人になってくると、紙に書かなくても信頼できる相手となら約束事ができるんやで。
これは、「信頼関係の大切さ」を教えてくれる言葉なんやな。
大人になってくると、紙に書かなくても信頼できる相手となら約束事ができるんやで。
これは、「信頼関係の大切さ」を教えてくれる言葉なんやな。
【典拠・出典】
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【類義語】
・紳士協約(しんしきょうやく)
【英語訳】
・gentleman’s agreement
紳士協定(しんしきょうてい)の解説
カンタン!解説
「紳士協定」っていうのは、基本的には公式な文書や契約書などには書かれない約束のことを指すんだ。だから、この種の協定は法的な拘束力がないんだよ。でも、お互いが約束を守ることで信頼関係を築くことができるから、紳士同士が交わす約束、っていう意味で「紳士協定」と言われているんだ。
この「紳士協定」は、大人たちの間でよく使われるんだ。例えば、ビジネスの世界で、二つの会社が何かをするときに、書面での契約をしないで口頭で約束をすることもあるんだ。そのとき、お互いが約束を守ると信じて行動することで、信頼関係が生まれるんだよ。
でも、「紳士協定」は法的には強制力がないから、約束を守らなかった場合には罰することはできないんだ。だから、この種の協定を交わすときは、相手が信用できるかどうか、とても大事になるんだよ。
紳士協定(しんしきょうてい)の使い方
いよいよ生徒会長選出のシーズンだな!
今回は立候補するの? 現生徒会長の再選があり得るかもよ?
その点は大丈夫! 2期連続の会長職はやらないというのが決まりなんだ。
そんな紳士協定があったなんて、知らなかったわ。
紳士協定(しんしきょうてい)の例文
- A国とB国は諸外国が知らぬ間に紳士協定が結ばれていたのだ。
- 彼女の身に起こったことを決して口外しないこと、それが二人の紳士協定であった。
- それは紳士協定にもとるし、何より人間性を疑われるだろう。
手続きは省いても、信頼関係があれば大切な約束ができるという意味が含まれている。