著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』を講談社より出版

離群索居【りぐんさっきょ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
離群索居

「群れから離れて索居す」とも読む。

【読み方】
りぐんさっきょ

【意味】
同朋や友人、仲間と離れて一人でいること。

【語源・由来】
「群」はなかま・ともがら。「索」はさびしい、また、散る、離れる意。

【典拠・出典】
礼記』「檀弓・上」

離群索居(りぐんさっきょ)の使い方

ともこ
健太くん。いつも離群索居しているあの子も誘ったの?
健太
誘ってないよ。なんで?彼はいつも離群索居しているから、一人が好きなのかと思っていたよ。
ともこ
違うわよ。恥ずかしがり屋なのよ。
健太
そうなのか。今から誘ってみるよ。

離群索居(りぐんさっきょ)の例文

  1. 離群索居の暮らしをしたくて、わざわざ山奥に家を建てました。
  2. ハイジが愛するアルムおんじは、若いころの素行の悪さのせいか不運が続き、アルプスの山奥に離群索居の暮らしをしていました。
  3. 離群索居していた僕に、ともこちゃんはよく話しかけに来てくれました。
  4. 空気を読んで友達に合わせる毎日よりも、離群索居で一人気楽な方がよかったんです。
  5. 健太くんは離群索居の暮らしをしていますが、自然や動物たちに囲まれてちっともさみしそうではありませんでした。
ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年(昭和59年)、大阪府生まれ。言葉への関心が高じ、「ことわざ」「漢字」「四字熟語」をテーマに複数のウェブサイトを立ち上げる。これらのサイトは、小中学校の教材として利用されるほか、単語カードやタイピングゲームなど多様な形で活用されている。元消防士で、現在は防災士として防災普及にも取り組む。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社)、『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』(講談社)がある。

四字熟語の逆引き検索



error: 右クリックは無効です。