【四字熟語】
忠魂義胆
【読み方】
ちゅうこんぎたん
【意味】
忠義にあふれた心のこと。
【語源・由来】
「忠魂」は忠義のために死んだ人の魂。「義胆」は正義に強い心。
【典拠・出典】
滝沢馬琴「八犬士伝序」
忠魂義胆(ちゅうこんぎたん)の使い型
忠犬ハチ公は、その辺のどんな人間よりも忠魂義胆の精神を持っていたんだよね。
そうね。頭が下がる思いよね。
飼い主が亡くなった後も待ち続けて、忠魂義胆の例として教科書に載ったこともあるらしいよ。
すごいわよね。健太くんは、どうがんばっても教科書に載ることはないからね。
忠魂義胆(ちゅうこんぎたん)の例文
- 健太くんは忠魂義胆の精神にあふれているから、上司を裏切ることは決してありません。
- 忠魂義胆を胸に会社のために身を粉にして働いています。
- ずっと忠魂義胆の精神で会社のためにがんばってきたのに、こんなにあっさりリストラされるなんて信じられません。
- 忠魂義胆の心があるならば、ボーナスが自社製品払いになっても文句はあるまい。
- 武士の世界では、忠魂義胆は当たり前で、人の命は鳥の羽のように軽かったんです。