著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』を講談社より出版

長目飛耳【ちょうもくひじ】の意味と使い方や例文(出典・類義語)

【四字熟語】
長目飛耳

「飛耳長目」ともいう。

【読み方】
ちょうもくひじ

【意味】
広く情報を収集し、物事を深く鋭く判断すること。遠方のことをよく見る目とよく聞くことのできる耳。

【典拠・出典】
管子』「九守」

【類義語】
鳶目兎耳(えんもくとじ)
飛耳長目(ひじちょうもく)

長目飛耳(ちょうもくひじ)の使い方

ともこ
教頭先生が、校長先生のいすに勝手に座ってふんぞり返っていたそうで、それが見つかって異動になるそうよ。
健太
へえ。ともこちゃんはそんなことまで知っているんだね。さすが情報通といわれるだけあるよね。
ともこ
長目飛耳に長けていればいるほど生きていくのに便利だからね。
健太
確かにそうだよね。情報は時に金より価値があったりするもんね。

長目飛耳(ちょうもくひじ)の例文

  1. ともこちゃんなら長目飛耳に長けているから、鋭いいい案が思いつくかもしれないよ。
  2. 長目飛耳な健太くんは、常に情報収集のアンテナをひろげていて努力を怠りません。
  3. ともこちゃんのように長目飛耳な人だけが、弱肉強食のこの社会を生き抜くことができます。
  4. 長目飛耳に長けた人じゃないと、この急激なスピードで変化し続ける世の中を渡り歩くことはできません。
  5. 長目飛耳な作家が書く本はおもしろいです。
ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年(昭和59年)、大阪府生まれ。言葉への関心が高じ、「ことわざ」「漢字」「四字熟語」をテーマに複数のウェブサイトを立ち上げる。これらのサイトは、小中学校の教材として利用されるほか、単語カードやタイピングゲームなど多様な形で活用されている。元消防士で、現在は防災士として防災普及にも取り組む。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社)、『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』(講談社)がある。

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