【四字熟語】
断悪修善
【読み方】
だんなくしゅぜん
「悪を断ち善を修む」とも読む。
【意味】
仏教で、一切の煩悩を断とうとする誓いのこと。
【語源・由来】
悪を断ち切って善を修行するという意味で、あらゆるものを救おうとする菩薩の誓願の一つ。
【典拠・出典】
『原人論』
断悪修善(だんなくしゅぜん)の使い方
健太くん。いたずらばかりしていないで断悪修善したらどうかしら?
いたずらは楽しいんだよ。みんなの驚く顔を見るのが好きなんだ。
断悪修善しないと極楽浄土に行けないわよ。
今が楽しければいいと思っていたけれども、極楽浄土に行きたいから心を入れ替えることにするよ。
断悪修善(だんなくしゅぜん)の例文
- 断悪修善したら、生きることが楽しくなりました。
- おばあちゃんは極楽浄土に行くために断悪修善を心がけて、煩悩とは一切無関係な生活をしています。
- 断悪修善するために、自分の中で一番強い欲求である食欲と戦っています。
- おばあちゃんから仏の教えを授かり、断悪修善しようと心に決めました。
- 断悪修善するために、自分の中から煩悩が去るように除夜の鐘をたくさんつきます。