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談天雕竜【だんてんちょうりょう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
談天雕竜

【読み方】
だんてんちょうりょう

「だんてんちょうりゅう」とも読む。
「天を断じて竜を雕る」とも読む。

【意味】
弁論や文章の内容が広大かつ深遠で、また巧みなこと。転じて、広大ではあっても実用には役立たない無駄な議論や行為。
「談天」は、天を論ずること。「雕竜」は、竜を彫るようにみごとに文章を飾ること。「天を談じて竜を雕る」と読み下す。

【語源・由来】
中国戦国時代、斉の騶衍は天を論じ、騶奭はみごとな文章を作って斉の国の人が「談天衍、雕竜奭」と言ってそれをほめたという。

【典拠・出典】
史記』「孟子荀卿伝」

談天雕竜(だんてんちょうりょう)の使い方

ともこ
健太くんの語ることって壮大でなんだかすごいことのように聞こえるんだけど、談天雕竜よね。
健太
ええっ。どの辺が大したことがないの?
ともこ
実現する手立てを考えていないところよ。理想は素晴らしいんだけれども、実現する努力をしていないしこれからもしないだろうし、そう思って聞いていたら、薄っぺらい話だなと思えてきたの。
健太
ひどいなあ。

談天雕竜(だんてんちょうりょう)の例文

  1. 談天雕竜な彼の話を聞いている暇はありません。
  2. 先生の仰ることはもっともだけれども談天雕竜、実行不可能ですよね。
  3. そのことについて議論するのは談天雕竜だと思うので、検討しません。
  4. 君の話はどれも談天雕竜、現実的じゃないなあ。
  5. 健太くんの話はおもしろいけれども、談天雕竜、実用的じゃないんだよな。

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