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丁稚奉公【でっちぼうこう】の意味と使い方や例文(語源由来)

丁稚奉公

丁稚奉公の意味(語源由来)

意味

【四字熟語】
丁稚奉公

【読み方】
でっちぼうこう

【意味】
商店などに丁稚として奉公すること。転じて、年少のうちから下働きとして勤めはじめること。

四字熟語の博士
「丁稚奉公」という四字熟語はね、若い子が一定の期間、商人や職人の家で働き、いろいろな仕事を学ぶことを言うんだよ。
助手ねこ
そっかー、つまり、「まだ子供でも、ひとまず仕事を始めてみて、色んなことを学んで行く」ってことやな。
大人の仕事を間近で見て、自分も手伝いながら、ぼちぼちと勉強するんやな。
これは、「学び始める大切さ」を教えてくれる言葉なんやで。

【語源・由来】
「丁稚」は、「でし(弟子)」の音変化したものといわれていて、 職人・商家などに年季奉公をする少年のこと。雑用や使い走りをした。

【典拠・出典】

丁稚奉公(でっちぼうこう)の解説

カンタン!解説
解説

「丁稚奉公」っていうのは、小さな子供が商人や職人の家で働くことを表すんだよ。でも、ただ働くだけじゃなくて、そこで生活もするんだ。それも一定の期間、長い時間をかけてね。子供がやる仕事っていうと、雑用とか、家の手伝いみたいなことが主になるよ。

「丁稚」っていうのは、まさにその、商人や職人の家で働く子供たちのことを指すんだ。ちなみに、「丁稚奉公」は、「でっちぼうこう」とも読むことができるんだよ。このように、日本には昔から子供が働く文化があって、それが「丁稚奉公」なんだよ。

丁稚奉公(でっちぼうこう)の使い方

ともこ
健太くんのお兄さんは、そろそろ大学生よね?どこの大学に行くの?
健太
兄さんは、大学に進学しないで、家業を継ぐために京都のお茶屋さんに丁稚奉公に行くことにしたんだよ。
ともこ
へえ。それはさみしいわね。
健太
さみしくなるけど、どうせ数年したら家を継ぐために戻ってくるし、今は寂しいよりも応援する気持ちでいっぱいだよ。

丁稚奉公(でっちぼうこう)の例文

例文
  1. 丁稚奉公から身を起こし、洋酒造り一筋三十年だ。
  2. 親方が作った家を見て感動して、16の春に親方の下へ丁稚奉公しました。
  3. 下の弟たちのために、僕は進学をあきらめ丁稚奉公に出ることにしました。
  4. 勉強が嫌いだったので、親戚の紹介で丁稚奉公することにしました。
  5. 丁稚奉公にいってすぐは、ホームシックになりましたが、今は一生懸命学ぼうと頑張っています。

丁稚奉公の文学作品などの用例

  1. 例えばシミがなく、マダラがなく、ムラがなく、仕上げが綺麗に出来ている。ああいう手際というものは、丁稚奉公をして五年十年遣らなければ出来ないでしょうけれども、それ以外に何かあるかと聞かれても、私には分らない。〈夏目漱石模倣と独立

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