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天人五衰【てんにんのごすい】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
天人五衰

【読み方】
てんにんのごすい

【意味】
天人の死に際に現れるという五つの死相のこと。

【語源・由来】
「天人」は仏教でいう天に住む者、天上界の人。五衰には大小二種あるが、例えば大の五衰は、衣服が垢でよごれる、頭上の華鬘がしおれる、体がよごれ臭くなる、腋の下に汗が流れる、自分の座席を楽しまないの五つ。

【典拠・出典】
大般涅槃経

【類義語】
・天上五衰(てんじょうごすい)

天人五衰(てんにんのごすい)の使い方

ともこ
健太くん。天人五衰の一つがあらわれているわよ。
健太
ええっ。僕は死ぬのかな?
ともこ
今すぐお風呂に入ってきれいにしたら何とかなるかもしれないわよ。
健太
そういうものなのかな?そもそも僕は天人ではなく地上に住む人間なんだよ。

天人五衰(てんにんのごすい)の例文

  1. いつもおしゃれだったおじいちゃんは、死に際、天人五衰があらわれて、脇汗がひどく汗臭かったので天人だったのかもしれません。
  2. 天人五衰があらわれた天人は、地獄の十六倍の苦しみを味わうという。
  3. 快楽にひたって暮らしていた天人は、天人五衰があらわれ、苦痛とともにこの世を去るそうです。
  4. 天人のように天人五衰といった苦しみを味わうことなく死ぬことができるように、文明の利器に頼りきった生活はしないほうがいいです。
  5. 天上に住む人でもまだ迷い、天人五衰といった苦悩から逃れられないのだから、一日も早く解脱する努力をするべきです。

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