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円熟無礙【えんじゅくむげ】の意味と使い方や例文(語源由来・英語訳)

【四字熟語】
円熟無礙

補足 「円熟無碍」とも書きます。

【読み方】
えんじゅくむげ

【意味】
知識・技術・人格などが、これ以上ないほどに熟達していること。

【語源・由来】
「円熟」は知識・技術・人格などが欠けるところなく熟達することで、「無礙」は何ものにもとらわれないことの意味です。

【典拠・出典】

【英語訳】
maturity
mellowness
fully‐developed
ripe
perfection

円熟無礙(えんじゅくむげ)の使い方

ともこ
音楽の田中先生は国内の音楽コンクールでも優秀な成績を収めている、有名な先生だよね。
健太
うん、お父さんお母さんも知っているくらいだし、この地域の人なら殆ど知っているよね。
ともこ
技術や能力が優れているだけじゃなくで、人格的にも素晴らしい先生だよね。
生徒にも優しいし。
健太
うん、円熟無礙な先生かもしれないね。

円熟無礙(えんじゅくむげ)の例文

  1. あの芸術家は常に刺激を求め、新しい世界を追い求め、そして内なる自分を探求し続けた結果、円熟無礙なる世界感を持っていた。
  2. 安心した生活を提供するために、人格・教養・技術が円熟無礙となる、最高の医師を目指し、あらゆる努力をおしまず、精一杯努力します。
  3. あの世界的レースドライバーは優勝してもなお、自分の走りにこだわり続け、円熟無礙の極みに達したといえるでしょう。
  4. 3歳からピアノを始め、国内のコンクールのみならず、世界のコンクールでも優勝し、円熟無礙の段階に達したと言えるでしょう。

まとめ

円熟無礙は「円熟無碍」とも書き、意味は「知識・技術・人格などが、これ以上ないほどに熟達していること」です。「円熟」は知識・技術・人格などが欠けるところなく熟達することで、「無礙」は何ものにもとらわれないことの意味です。夏目漱石の「趣味の遺伝」の一文に「石塔と、花のような佳人とが融和して一団の気と流れて円熟無礙の一種の感動を余の神経に伝えたのである。」と使われています。


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