著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

榑木之地【ふぼくのち】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
榑木之地

「扶木之地」とも書く。

【読み方】
ふぼくのち

【意味】
東方にある太陽が昇る地のこと。また、日本の異称。

【語源・由来】
「榑木」は神木の名で、東方の日の出る所にあって、この木から太陽がのぼるといわれる。

【典拠・出典】
呂氏春秋』「求人」

榑木之地(ふぼくのち)の使い方

健太
日本は中国から榑木之地って呼ばれていたんだよね。
ともこ
中国より東にあるからね。
健太
じゃあ、中国の西に日本があったとしたら、どのように呼ばれていたのかな?
ともこ
きっと、日沈む国になっていたんでしょうね。榑木之地のほうが、日本神話の主神である天照大神様のことを表現しているようでいいわよね。

榑木之地(ふぼくのち)の例文

  1. 日本は榑木之地、Land of the Rising Sunと呼ばれていました。
  2. 榑木之地と言われる日本ですが、富士山頂から見るご来光は本当に素晴らしいです。
  3. 2020年は榑木之地でオリンピックが開催されます。
  4. 日本を榑木之地と呼んだ中国は「Middle Kingdom」という呼称があります。
  5. 榑木之地と中国の関係は深く長いものです。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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