鰥寡孤独【かんかこどく】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語・英語訳)

【四字熟語】
鰥寡孤独

「矜寡孤独」とも書く。
「独」の旧字体は「獨」
【読み方】
かんかこどく

【意味】
身寄りもなく寂しい暮らし。また、そのような暮らしをしている人のこと。
老いて身寄りのない人たち。寄るべのない困った人。

【語源・由来】
「老いて妻なきを鰥と曰ひ、老いて夫なきを寡と曰ひ、老いて子なきを独と曰ひ、幼くて父なきを孤と曰ふ。この四者は、天下の窮民にして告ぐるなき者なり。」
鰥(かん)は老いて妻のない男。寡(か)は老いて夫のない妻。孤はみなしご。独は子のいない老人。
この四種類の者は天下において最もみじめな者であり、いずれも身寄りのない寂しい者達である。
ゆえに救ってあげることが必要なのだという梁惠王の施策から。

鰥とは魚の名前。魚は眠る時も目を開けていることから、夜眠れずに目が冴えている状態を鰥鰥(かんかん)とか鰥鰥然(かんかんぜん)という。
妻がいない独り者の男も夜眠れないのだという。そういういわれで鰥と呼ばれるようになった。
また、鰥という魚は群れずに単独で行動していることから、孤独に耐えられるとも言われている。

【典拠・出典】
孟子』「梁恵王・下」

【類義語】
形影相憐(けいえいそうりん)
孤影悄然(こえいしょうぜん)
天涯孤独(てんがいこどく)
・鰥寡惸独(かんかけいどく)
無告之民(むこくのたみ)

【英語訳】
・An old man without a wife, a widow without a husband, an orphan and an old man without a child.
・They are lonely people without a relative


鰥寡孤独(かんかこどく)の使い方

健太
最近は晩婚どころか、一生結婚しない人も増えているんだって。
ともこ
私は結婚して子供を作って、家族を作りたいけどな。
健太
僕は子供もいらないし、奥さんもいらないな。一人で何でもできるし、誰かいると面倒だよ。
ともこ
一人で何でもしなくちゃならない鰥寡孤独は寂しいものよ。

鰥寡孤独(かんかこどく)の例文

  1. 鰥寡孤独の暮らし
  2. 行政は鰥寡孤独の人達を弱者として守ってあげるべきだ。
  3. 鰥寡孤独だからと落ち込んでいないで、外に出かけてみよう。きっと新しい出会いがあるはずだから。
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