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眼光炯炯【がんこうけいけい】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語訳)

【四字熟語】
眼光炯炯

眼光炯々とも書く。

【読み方】
がんこうけいけい

【意味】
目がきらきらと鋭く光るさま。
物事のすべてを見抜いているような、人を圧倒する目のこと。

「眼光炯炯として人を射る」などと使う。

【語源・由来】
「眼光」は目の光。ものの本質を見分ける力。洞察力。
「炯炯」はするどく光るようす。きらきらと光り輝くさま。

【典拠・出典】

【類義語】
・双眸炯炯(そうぼうけいけい)
眼光紙背(がんこうしはい)

【英語訳】
・My eyes are sparkling and I seem to see through everything.
・The eyes having a penetrating insight
・They look at the essence of a person through a sharp glance.


眼光炯炯(がんこうけいけい)の使い方

健太
B子ちゃんは無口で目立たないけど、たまにすごい人なんじゃないかと思う時があるよ。
ともこ
どんな時?
健太
たまに、眼光炯炯クラスの皆を見つめている時があるんだ。
ともこ
B子ちゃんには、何かが見えているのかもね。

眼光炯炯(がんこうけいけい)の例文

  1. 先生が眼光炯炯と見ている。嘘をついたらばれてしまうだろう。
  2. 一言いい返してやろうと思ったが、眼光炯炯たる鋭い視線が飛んできたので、何も言えなかった。
  3. 彼女の圧倒的オーラに人々は逆らえない。眼光炯炯としたキラめく瞳に、心を開いてしまうからだ。
  4. ふと見ると、彼は眼光炯炯と一点を見つめていた。表情は真剣そのもので、いつもの彼とは別人の印象を受けた。
  5. 暗い夜道でも、眼光炯炯とした彼の目ははっきりと見えた。
  6. 老いてもなお眼光炯炯、人を射るような目力は健在である。
<お伽草紙/太宰治>より
お旦那は、出陣の武士の如(ごと)く、眼光炯炯、口をへの字型にぎゅっと引き結び、

まとめ

「目がきれいだね」とは誉め言葉である。目がきれいだと、その人の心もきらきらと光り、きれいな心を持っているような印象がある。
輝くだけでなく、さらに目つきが鋭くなると、今度は相手の心を見抜いているような印象になる。
強い目の迫力に負けた時、自分の心を見透かされたと思ってしまうのかも知れない。
それだけ、目は人の体の中で強い影響力を持つ部位なのだ。


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