【四字熟語】
勧百諷一
【読み方】
かんぴゃくふういつ
日本漢字能力検定
1級【意味】
益よりも害の多いこと。百の華美を勧めて一の節約を遠回しにいさめる意で、無用のことばかり多くて、役に立つことが少ない意。「百を勧めて一を諷す」とも読む。
【語源・由来】
「漢書」司馬相如伝・賛より。
勧百諷一(かんぴゃくふういつ)の使い方

クレヨンしんちゃんの発する言葉は、勧百諷一と言われているよね。

そうね。子供たちが真似をするから見せたくない番組ナンバーワンになったこともあったわね。

そんなにむきになって心配するほどのことかな?

家庭での教育がしっかりしていれば、子供は、言葉の善悪を自分で判断できるようになると思うわ。
勧百諷一(かんぴゃくふういつ)の例文
- タバコとお酒は、勧百諷一の代表のように言われています。
- テレビゲームは、勧百諷一だから絶対買わないってお母さんが言っているんだ。
- この工事は、生態系を破壊するだけで、勧百諷一です。
- 健太くんの真似をしても勧百諷一、ともこちゃんの真似をしたほうが良いです。
- 子供同士のけんかに親が口を出しても勧百諷一です。