頑固一徹の意味(語源由来・類義語・対義語・英語訳)
【四字熟語】
頑固一徹
【読み方】
がんこいってつ
【意味】
非常にかたくなで、一度決めたらあくまでも自分の考えや態度を変えようとしないさま。または、そういう性質。
他人の意見を聞かず、自分の主張を押し通すこと。
他人のアドバイスも聞かず、自分の道を進むんやな。
これは、「自分の考えをしっかり持つことの大切さ」を教えてくれる言葉なんやで。
【語源・由来】
「頑固」は、自分がこうだと思ったことを変えないようす。かたくな。
「一徹」は、我(が)の強いようす。がんこ。
「頑固」も「一徹」も思い込んだことを強情に押し通すことを示す。
同義語を重ね、意味を詰めたことば。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・狷介不羈(けんかいふき)
・職人気質(しょくにんかたぎ)
【対義語】
・緩急自在(かんきゅうじざい)
【英語訳】
sticking to one’s views or decisions as obstinate
頑固一徹(がんこいってつ)の解説
「頑固一徹」っていうのは、人がすごく頭が固いとき、つまり自分が決めたことを絶対に変えようとしないときに使う言葉なんだよ。「頑固」ってのは、自分の意志をぶれずに貫くこと、「一徹」も似たような意味で、一度決めたことを最後まで押し通すことを言うんだ。
だから、「頑固一徹」っていうのは、この二つの言葉をくっつけて、より強く、「自分の意見や考えをあくまで変えない」という意味を表しているんだ。つまり、自分の考えをしっかりと持って、それを最後まで貫き通すという強い意志を表しているんだよ。
例えば、「彼は頑固一徹な生き方をしている」と言うと、彼が自分の考えをしっかり持って、それを最後まで変えずに生きているという意味になるんだよ。
頑固一徹(がんこいってつ)の使い方
頑固一徹(がんこいってつ)の例文
- 彼は頑固一徹で、おまけに偏屈ときてるから手におえない。
- 彼の父は頑固一徹を貫き、息子に対峙した。その特訓のおかげで息子はメジャーリーガーになれたのだ。
- 頑固一徹を張り通すのは、相手と場面を考えた方がいい。よく話し合えない状況では、自分の立場を悪くするばかりである。
- もの分かりのよいふりをするよりも、頑固一徹にこちらの思惑を伝え続けた方が成功する場合もある。
- 日本の職人さんは頑固一徹の気質を持つ人が多いと言われている。
早くから母に死なれ、父は頑固一徹の学者気質で、世俗のことには、とんと、うとく、
これはその人の性格を示す言葉でもあるんだ。